使えば脚の骨は太くなる
からだというのは「使うところは成長する」もしくは「大きくなる」と思うのですね。
このページは、むくみで脚が太くなっている人ではなく、無駄な筋肉で脚が太くなっている場合についてです。
からだの中で一番使われるところは指ですが、若い時に細い指をしていても、使って使って生活していれば、年齢が上がるごとに指の関節は太くなります。
わたくし事ですが昨夜はすぐ眠りにつけなかったので、そうだ眠くなるまで左右の爪の付け根のツボでも、ぐりぐりしていよう~と思ってやってみたんですね。
感覚で、爪をつまむようにグリグリやったら、暗闇の中で感じられる左右の爪の大きさの違いに、びっくりしたのです。
確かに利き手の爪の方が強くなって当然なのかもしれませんが、本当に、使っていない方の爪は「やわで軟弱」なのに使っている方の爪は硬くてガッチリしているというか、、、、💦( ゚Д゚)
このようなことは体のどこにでも起きていることだと思うのですね。
脚に起きた場合はつまり、脚を使わなければ筋肉がつかないので細く、使いすぎれば筋肉が付くので太くということです。
でも本当に必要で使うのは仕方ありませんよね。
子供のころ良く歩いたから脚が成長して太くなったということはあると思いますが、
ここで伝えたいのは、歩いた時に、どのような体の使い方をしているかどうかです。
沢山歩いたとしても体の使い方が上手くいけば脚への負担は全然違うものになります。
体重が脚にドカンと乗っかって歩くのか、胴体の重さを体幹力で引き上げて歩くのか、この違いは脚の状態に大きく作用します。
体重が脚にドカンと乗っかって歩いてしまうと、重たい体重を支えるために脚に力が入ってきます。
そこで体幹力をつけて脚の力を上手に抜いて歩くようになると、脚への負担は減り、すーーーとした身のこなしになります。
他にも体幹が使えるとどのようなことになるかというと、3歩使うところを1歩ですむ、わざわざ移動しなくても遠くのモノが取れたり、無駄な体の動きをしないから目的地まで最短スムーズに行ける、つまりドタドタとしなくなるのです。
それで無駄に使っていたエネルギーが余り、いつもエネルギッシュでいられますよ~
余ったエネルギーを他のことに使えますよ~というのはピラティスの教えなのですが、
体幹が使えると楽になるので、歩いていても「これが無駄のない歩き方なんだな」というのが分かります。
体幹力をつけてしまえば、自動的にからだは、深層部の筋肉を使うように選択します。スポーツ選手が昔から鍛えているのはより遠くへ伸びようとする外側の筋肉ですね、最近気づかれてきた、人がもともと持っている内側の筋肉(深層部)の方は原始的で、からだ本来の身のこなしを選択してくれます。
体幹力とはそれですね!
体幹力があれば無駄な動きがなくなるから、無駄な脚の動きが無くなり、結果無駄に脚が太くなることがなくなります。
むくみの水分で脚が太くなっている場合は、きちんとデトックスをして「むくみ」を呼び込んでいる毒素を解決しましょう。(こちらの人も多いです)