幅広の脚になりたくない
日本人は足の甲の横幅が広い人が多いですね。欧米の人たちは、あんなに背が高いのにもかかわらす、足の横幅が細いのが不思議ですね。
昔、私の姉がフェラガモの靴が気に入って、足が痛い痛いと言いながら何足も買って、何年間も履いていたのを覚えています。
姉から数足もらって私の手元にもあったのですが、子育て中もあり履きにくいということで全然履かなかったです。
私も足の横幅が広い方で、裸足になって上から自分の足を見ると、ちょっと広すぎじゃない?笑、なんて思います。
そのような人はつまり、足の横アーチがつぶれているから広がっていくのですね。
どちらかというと偏平足ぎみです。
偏平足は足にある縦アーチ、横アーチがあまり無くて、つまり土踏まずの浮きが少なく、足裏がぺたりと床についているような感じですね。
こんな実験をしてみてください。
足指の付け根のちょっと下辺りと足の真ん中あたりに、女性が髪を結ぶようなゴムか、パンツのゴムでも、なにか伸びるものを巻きます。
そうすると足の横幅は細くなり土踏まずは大きく出来上がります。つまり、ゴムで巻くことで土踏まずを作り上げるのです。
それで歩いてみます。
すると足にバネが生まれたのが分かります。
良く跳ねる感じがします。
ゴムで巻いた時には足のアーチ(土踏まず)が大きめに出来上がっていますよね、
それで歩くということは、
足が床に着地しているときはゴムが伸ばされてアーチも伸びていますが、
足が床から離れたときにはゴムが加勢して足裏アーチが大きく、しなっていきます。
その大きな「しなり」があることで脚が軽くバネが効いたようになるわけです。
ずっとゴムをしているとうっ血してしまいますから、取らなければいけませんが
足裏のアーチがあることでかなり歩きやすくなり、アーチが大切であることがこの実験で分かるかと思います。
足裏のアーチは、ボールを足の裏でゴロゴロするとか、竹踏みを踏むとかで何もしないよりは作られるかもしれません。
つまり土踏まずをしっかり造るということです!
子供のころから横幅を気にしている場合には、この実験のように時々ですが、ゴムを巻いてみるのも良いかもしれません。